Ⅱ 学校経営
■校長挨拶
■教育指導の重点
 1 本年度の重点目標
 2 学校の特色

校長挨拶

 高崎市立高崎経済大学附属高等学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 本校は、大正13(1924)年に高崎実践女学校として創立され、92年という長い歴史の中で、幾多の変遷を繰り返してきました。
 平成6(1994)年に、高崎市立女子高等学校から男女共学の高崎経済大学附属高等学校になり、平成23(2011)年からは高崎経済大学の法人化もあり、新たな枠組みでスタートを切り、 生徒・職員共に「ワンランク上」を目指して日々研鑽を続けております。

 また、本校は高崎市で唯一の市立の高等学校であり、地域の皆様にも、”たかけいふ” ”けいふ”の愛称で親しまれております本校では、 「社会のために、また、自立的に生きるために必要な力」を育成し、それをもって地域社会に貢献し、更にグローバル社会で活躍できる人材を輩出することを目指し、 進路希望達成のための学力の向上はもちろん、社会的・職業的な自立に向けて基盤となる能力や態度を身に付け、人間的な成長を図っております。

 高崎市をはじめ、保護者・同窓生・地域の方々にもご協力いただきながら、さらに本校の教育活動を充実させてまいりたいと考えておりますので、これからもよろしくお願いいたします。


平成28年4月   校 長  森 泉 孝 行
学校経営プラン


▲クリックすると大きな画像を見ることができます

このページのTOPへ

教育指導の重点
1 本年度の重点目標

 (1)夢を持たせ、その実現のために学力の向上を図る

 一人ひとりが学校生活に積極的に取り組み、その取組を通して、具体的な将来の夢を持てるようはたらきかけ、その夢を実現するために学習意欲を喚起し、学力の向上を図り、進路目標の実現を果たす。

 (2)コミュニケーション能力の育成と他者理解、利他的意識の醸成

 学校教育における様々な体験活動を通して、他者との違いを認識し、多様な他者との協力、協働の大切さを学び、 そのためのコミュニケーションの必要性を認識させるとともに、利他的意識の醸成を図る。

 (3)規範意識と社会の一員としての自覚の醸成 

 学校の教育活動を通して、基本的な生活習慣を確立し、さらに社会の一員としての自覚と行動規範を身に付けさせ、地域の人々からも信頼される、一人の人間としての成長を図る。

 (4)英語力の向上と異文化体験の推進

 大学入試改革に先立ち、一定以上の英語力を受験の資格として求める大学が増加してきている。 このような時代背景の中、英語検定の全員受験を課し、 卒業までに準2級以上の取得を目指すとともに、英語の必要性を肌で感じることのできる異文化体験を積極的に推進し、英語学習への意欲を喚起する。

 (5)いじめのない、安全で安心な学校の創造

 生徒の規範意識や他者理解・利他的意識の醸成を図り、様々な学校教育活動を生徒にとって楽しく、安全なものとし、いじめや暴力のない学校を創造する。
 そのために、諸問題に対して迅速に対応できる組織的な学校体制を整備し、生徒の安全確保、施設設備の点検に努める。さらに、いじめアンケート、学校生活アンケート、 個人面談などを通して積極的に生徒の実態把握に努め、教育相談体制を整備することで、問題発生の未然防止に努める。

 (6)保護者・地域に信頼される学校の創造

 保護者、地域住民、行政機関等との連携、情報交換を密にし、学校理解を推進し、信頼関係を築く。また、積極的に学校教育活動の情報を発信し、学校理解を推進する。


2 学校の特色

 (1)様々な体験活動と一人一人が輝ける機会の設定

 日常の授業、芸術コースの発表会・展覧会、生徒会活動・委員会活動、部活動、高大連携事業、SGH事業、キャリア教育等の学校教育の中で、一人一人が輝き、 活躍できる機会が本校には、多数用意されている。このような活動が学校全体に広がり、様々な機会で積極的な生徒の取組が見られ、学校の活力となっている。

 (2)SGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定3年目

 文部科学省より、SGHの指定を受けて3年目となる。この取組は、将来、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成が目的ではあるが、 本校独自の視点で 「高崎市と世界をつなぎ、地域に貢献できるグローバル人材」の育成を目指して取り組んでいる。地域に活力があって、地域が安定すること、 つまり足元がしっかりしてこそ初めて 世界へ羽ばたけるという考え方を基本としている。文系オナークラス(希望選択クラス)を活動の中心としているが、 広く生徒全員にも機会を与えることで、この活動が刺激となり、 様々な体験活動の広がりが見えてきている。

 (3)高大連携とSGH活動

 SGH活動は、高崎経済大学との高大連携の取組を基礎とし、地元高崎の企業経営者の皆様の協力、さらに県立女子大学とのイングリッシュセミナーなどによって、 全体のプログラムの骨格が構成されている。また、高大連携の活動を広げ、足利工業大学や埼玉工業大学などとも連携し、理科系での体験活動にも取り組んでいる。

 (4)35人学級編制と類型別クラス設定

 本校は、高等学校の1学級の定員基準40人を、高崎市、高崎市教委の理解の下に、1学級35人を基本として学級編制を行い、 少人数できめ細かい指導を実現している。また、本人の希望と選択により、 各学年の文系と理系の1クラスをオナークラスとして編制し、体験活動を積極的に行っている。

 (5)国際理解教育

 海外研修、姉妹校(米国・韓国)交流を通して、異文化への理解と興味関心を高め、国際人と しての教養を身に付け、英語の必要性を認識し、学習意欲と英語能力の向上を図っている。

このページのTOPへ