2年理系オナー希望者 臨海実習
8月10日(月)~12日(水)、2年理系オナークラスの希望者16名が、千葉県館山市のお茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターで、海洋生物の研究を行いました。

 
1日目
まず最初にウニの発生を観察しました。教科書にも載っている等割、不等割などの発生の様子を実際に顕微鏡で観察しました。
ナメクジウオの標本です。
夜には正の走光性の生物を採集に行きました。館山は漁師の街なので静かに移動しなければいけません。いろいろな魚やカニが採れました。
2日目
午前中はセンター近くの海岸まで出て、磯に生息している生物を採集し、午後はその観察やスケッチを行いました。それと並行して初日に始めたウニの発生の観察も続けました。
センターに戻って採れた生物を分類しました。カニやヒトデのような目に見える生物だけでなく、プランクトンも採集できました。
ミジンコ、ミミイカ(の赤ちゃん)、タコノマクラ(のプルテウス幼生)などを観察できました。その後ウニの発生も観察しました。ウニはプリズム幼生になった様子が確認できました。
3日目
最終日です。プルテウス幼生になったウニの発生を観察し、最後に研究室にあるウニの成体を改めて観察し、他の生物も観察しました。
お茶の水女子大学湾岸教育研究センターの清本先生始めスタッフの皆様には、昨年より2泊3日の実習でお世話になっており、今年も大変密度の濃い実習をさせて頂きました。大変ありがとうございました。