3年理系オナー 被災地視察
6月19日(金)~20日(土)にかけ、3年理系オナーが被災地を視察してきました。19日は宮城・石巻~女川を中心に、20日は福島・アクアマリン~富岡町を中心に視察しました。

 
☆19日(金)
 最初に石巻市でガイドさんにバスに乗って頂き、地震発生当時の様子をお話し頂きながら現在の町並みを見学しました。門脇小の前のお地蔵さんの前で黙祷を捧げました。
 石巻市復興まちづくり情報交流館中央館に向かい、ここで再び震災時の様子、そして復興に立ち上がっていく街の様子をお話し頂きました。地震発生の様子から立ち直りつつある現在に至るまでの様子が写真で紹介されておりました。
 場所は女川へと移りました。こちらでもガイドさんに色々ガイドをして頂きました。最初に、もと女川高等学校の敷地だったところにできた、希望の鐘商店街を視察しました。その後女川駅を視察しました。将来的には駅前を商店街にする計画もあるようです。
☆20日(土)
 アクアマリンふくしまでの見学です。海の生物がたくさんおり、全員興味深く見学しておりました。特に生徒の中で一番印象深かったのが、3枚目の何百匹ものいわしだったようです。こちらでも震災から復興へのお話しをして頂きました。震災から4ヵ月後の再オープンに向けてみんなでがんばったそうです。
 視察のプログラムの最後に、富岡町3.11を語る会の方より震災講話を伺いました。震災の翌日朝6時に突然避難命令が出たそうです。
 富岡町は福島第二原発を抱えており、原発とともに生活があるため、これから復興に向けて前を向いて進んでいくとのことです。ばらばらになっている富岡町民も、ネットワークをつくろうということで、分かる人だけで連絡先をまとめたようです。そして、全国に富岡町民がお世話になっており感謝申し上げます、とのことでした。