1年文系オナー 工場見学・講話(SGH事業)
10月5日(水)、1年文系オナークラスが高崎市の企業「昭和電気鋳鋼」と「キンセイ産業」に訪問しました。

 
○昭和電気鋳鋼
 昭和電気鋳鋼では、手塚加津子社長をはじめとする、経営陣の方々から説明を受けました。鋳造業は、部品を鋳物の形で自動車産業や機械産業に提供する「日本のあらゆる産業の基盤」であり、世界各地から注目されています。リーマンショック後、日本の鋳鋼生産量は減産傾向ですが、現在、昭和電気鋳鋼は徐々に生産量を回復しているとのことでした。その背景には、様々な部署の従業員が「基本回帰・凡事徹底」を念頭に、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)活動を徹底していくという方針がありました。工場見学の後、生徒からの質問を受けて、手塚社長からは鋳造業という女性従業員が少ない職場でのリーダーシップの取り方についてお話しをしていただきました。
○キンセイ産業
 キンセイ産業では、金子啓一常務取締役から、「高崎発!廃棄物処理のニーズに応える開発製品づくりと海外展開」という題目で講演をしていただきました。キンセイ産業は「夢をかたちに声を技術に」というスローガンを掲げ、熱エネルギープラントのメーカーとして社会に役立つものづくりをしています。日本はもとより、中国やインドネシアなどアジアを中心に海外展開もしており、生徒は興味深く聞いていました。工場見学をしながら、社員の方から様々な部署を経験したことが現在の部署に生かされているという、自信のキャリアについてのお話も伺え、生徒にとっては学ぶことが多い研修でした。