2年理系オナー 足工大連携講座①
6月2日(木)、2年理系オナークラスが足利工業大学工学部電気電子分野教授、横山和哉先生にお越しいただき、電磁気・物性物理(超伝導)に関する講義を受講しました。

 
 物性物理学は現代の工学や産業を支える上で重要な分野の1つで、昨年からこの分野の連携を始めました。今回は横山先生に、ネオジウム磁石の強さ、身近な物体の磁気的性質、リニアモーターを始めとする磁気や超伝導の応用面、そして超伝導現象であるマイスナー効果などを、体験学習を交えて分かりやすく解説していただきました。
・磁場の強さ・ネオジウム磁石について
 ネオジウム磁石の強さを体験し、1円玉に発生する渦電流も学習しました。また磁石の
 作られる過程もB-Hヒステリシスカーブも含めてお話しいただきました。
・物質の磁性について
 強磁性・常磁性・反磁性について、磁場の中で物質がどんな振る舞いをするかを中心に
 お話しいただきました。
・超伝導について
 この講座のメインテーマである超伝導についての講義です。様々な物質の、物性の変わ
 る温度やリニア新幹線の構想、しくみなどお話しいただきました。医療への応用である
 MRIにも触れていただき、最後にマイスナー効果も見せていただきました。
・最後に委員長より謝辞
 7月22日は足工大で実習をさせていただく予定です。