2年理系オナー 埼工大連携講座①
12月26日(月)、2年理系オナークラスの希望者20名が埼玉工業大学において連携講座を受講しました。

 
 有機化学は、6月に足工大で行った物性物理学と同様、現代の工学や産業、医療を支える上で重要な分野の1つで、昨年からこの分野の連携を始めました。今回は、午前中に生命環境化学科の浜名浩教授より有機化学の基本をお話し頂き、午後は浜名教授のほか石川正英教授にもご協力いただきながら、有機反応機構の実験をさせていただきました。
 有機化学の特徴、無機物との違いを丁寧にお話しいただきました。
 演示実験を交えながら目で見てわかるようにお話しいただきました。
  
 午後は特徴的な有機反応である「ルミノールの発光」の実験を通して理解を深めました。3人ずつのグループにわかれ、ルミノールを合成し、過酸化水素とフェリシアン化カリウムを利用して発光現象を観察するという課題です。どの班も無事にルミノールを合成することに成功し、発光現象を確かめることができました。発光の様子はこちらです。
 最後に委員長より謝辞をお伝えしました。1月28日には有機分子の可視化の実習をさせていただく予定です。