3年理系オナー 被災地研修
7月1日(金)~2日(土)にかけ、3年理系オナーが東日本大震災で被災した地域で研修を行いました。

 
☆1日(金)
 富岡町
 富岡町内です。津波で被害を受けた家屋がそのままの形で残っているところもあります。また放射能汚染による立入禁止地域を示すバリケードも視察しました。
 福島第二原発が遠くに見える場所です。この付近の県立富岡高等学校も原発事故による警戒区域にあるため校内に立ち入ることができない状況です。
 楢葉遠隔作業技術開発センタ
 原子炉建屋内には立ち入ることができないため、遠隔操作技術が必要ですが、その開発センターで説明を受けました。楢葉遠隔技術開発センターは、作業者訓練を行うための最新のバーチャルリアリティシステムを備えた研究管理棟、原子炉の廃止措置技術の実証試験や遠隔操作機器の開発実証試験を行うための試験棟からなります。
 楢葉町「天神岬スポーツ公園」浮体式洋上風力発電
 浮体式洋上風力発電は、海洋上の浮体式構造物を利用して発電する方法で、天神岬スポーツ公園の沖合20kmにあります。これも自然エネルギーを有効利用する方法の一つとして、実証試験などが多数なされています。
☆2日(土)
 いわき市 久之浜・大久ふれあい館
 今年3月に開所した地域住民を津波から守る「津波避難ビル」を見学しました。震災の資料室を設けて、防災意識の喚起と交流や出会いが期待できる場所です。
 薄磯・豊間地区
 こちらも津波で甚大な被害を受けたところであり、その当時の様子を語り部さんによりお話いただきました。
 アクアマリンふくしま
 アクアマリンふくしまも大震災により大きな被害を受けましたが、従業員一同がんばってその4ヵ月後に再開しました。たくさんの種類の海の生物を飼育していました。