1年文系オナー
 第3回イングリッシュセミナー
1月14日(火)、1年文系オナークラスが県立女子大学にて今年度最後のイングリッシュセミナーが行われました。

 
 今回は、グループ毎に全員の前に立って英語でのディベートを披露するという形式で、これまでの活動の総まとめを行いました。
 前半は、これまで準備をしてきたディベート発表に向けて、外国人講師の指導の下で英文の最終チェックと発音・イントネーションなどの確認、グループ内でのリハーサルを行いました。後半、各グループの発表を行いました。1グループずつ前に出て、テーマに沿った2種類の意見(遊びに行くならディズニーランドとディズニーシーのどちらがいいか、住むなら日本とアメリカのどちらがいいか、など)を、半数ずつ左右に分かれて主張し合う形式で行いました。意見・理由の説明・質疑応答・結論、というような単純化した形のディベートでしたが、皆、多少緊張しながらも堂々と自分の言うべきことを言い、充実した発表会となりました。身振りを交えた個性豊かな話しぶりで拍手喝采を浴びる生徒が出たり、質問に対する鋭い切りかえしに皆が思わずうなったり、その場での即興的な質問に苦労しながら答える姿を笑顔で見守ったりするなど、真剣さの中に温かな笑いのあふれる、楽しい時間を共有することができました。
 発表会のあとは単語当てゲームを行いました。グループごとに無作為に日本の伝統行事や独特な食べ物等の単語の書いてあるカードが渡され、それを説明する英文を数分で相談して作り、その後、グループごとにクイズとして発表し、他のグループが問題の単語を当てる、というゲームでした。最初は各グループともわかりやすい説明の英文を作りましたが、2回目はすぐに当てられないように説明の内容を工夫し、より考えさせるようなクイズとして英文を作り、出題側、解答側双方が楽しんで行えました。
 今年度も数回の活動を通し、楽しみながら段階を踏んで英語でのコミュニケーションを学ぶことで、英語で自分の意見を発信することへの積極的な姿勢や、英語学習への意欲を高めることができ、非常に有意義な研修となりました。