<<SGH>> 世界の問題提起講義
       「自然エネルギーは地球を救えるか」
5月8日(火)、1年生を対象に、足利大学中條祐一教授より『自然エネルギーは地球を救えるか』というテーマで講義をしていただきました。

 
 アフリカの開発途上国では、炊事や日常生活のための薪が収入の15~20%をしめるなど、貧困という大きな問題を抱えている。また、薪を使うことで煙によって死亡する人の割合が、疫病の死亡率を上回ることも見逃せない問題である。中條先生は、これらの問題を解決するために、豊富にある太陽光を利用した「ソーラークッカー」を研究して、提供している。この活動はまさに「課題解決のための研究」であり、多くの生徒も興味を引かれたようだった。本校の生徒も、このような視点を学び、世界の課題に貢献していくために、1年理系オナークラスでは夏休みに足利大学へ赴き、エネルギー効率の良さを探究し、実際にソーラークッカーを製作する予定です。