2年理系オナー希望者 海洋生物実習
8月5日(土)~7日(月)、2年理系オナークラスの希望者24名が、千葉県館山市のお茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターで、准教授清本正人先生の指導のもと、海洋生物の実習を行いました。

 
1日目
 昼過ぎに到着し、開講式の後の最初の実習はウニの発生でした。本校の生物では発生を学習する予定であり、これらを実際に顕微鏡で観察しました。特に生物選択者にとっては授業内容を深く理解する機会となりました。
 精子や卵を取り出して受精させると、しばらくして卵割が始まります。その様子を観察しました。また細胞が分割している間、海の生物の進化と食性について講義していただきました。
 夜にはウミホタルを始め、夜行性生物を採集に行きました。センターに戻ってから採集した生物の観察を行いました。なおウミホタルが電気的刺激により発光する様子はこちらです。
2日目
 朝食後、前日のウニの発生の経過を観察してから、隣接する浜辺・磯に生息する生物を採集しに行きました。天候もよく、たくさんの生物が採集できました。
 昼食後、採集した生物を分類し、名前を特定しました。
 夕方にはウニも観察しました。プリズム幼生になったようです。また、実験室にいる生物も観察させていただきました。
3日目
 最初にウミホタルをすりつぶし、水をたらしました。その結果発光しました(動画はこちら)。その後プルテウス幼生に変化したウニの様子を観察しました。その後、サンゴも観察させていただきました。
 実習が全て終わり、実験室の掃除をして感謝を述べました。
 お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターの清本先生を始めとするスタッフの皆様には、毎年2泊3日の実習でお世話になっており、今年も大変内容の詰まった実習をさせて頂きました。ありがとうございました。