3年理系オナー 被災地研修
6月30日(金)~7月1日(土)にかけ、3年理系オナーが東日本大震災で被災した地域で研修を行いました。

 
☆30日(金)
・いわき市 久之浜・大久ふれあい館(津波避難ビル)見学
 津波にのまれた街の1つ、久之浜について語り部さんよりお話しいただきました。その後大久ふれあい館(津波避難ビル)にて、大地震発生以来、街が立ち直りつつある様子を写真を交えてお話しいただきました。
・楢葉遠隔作業技術開発センター見学
 原子炉建屋内には立ち入ることができないため、遠隔操作技術が必要ですが、その開発センターで説明を受けました。楢葉遠隔技術開発センターは、作業者訓練を行うための最新のバーチャルリアリティシステムを備えた研究管理棟、原子炉の廃止措置技術の実証試験や遠隔操作機器の開発実証試験を行うための試験棟からなります。説明後はその内部を見学させて頂き、最後に集合写真を撮影しました。
 
 いわきゆったり館を宿舎にしました。そこでの様子です。
☆1日(土)
・富岡町内見学
 富岡町は福島第一原発事故に伴う避難指示が今年の4月に一部解除された町です。NPO富岡町3・11を語る会の語り部さんよりお話しいただきました。その後は街並を見学し、まだ瓦が被害を受けたままになっている状況の家屋などを見て、震災の大きな爪痕を実感しました。
・アクアマリンふくしま見学
 行程の最後、アクアマリンふくしまの見学です。海の生物がたくさんおり、全員興味深く見学しておりました。こちらの生物は震災により多くが命を落としてしまい、スタッフの気落ちも大きかったのですが、従業員全員で励ましあい、また同業の水族館からの支援もあり、震災から4ヵ月後の再オープンに向けてがんばったそうです。